BB/Kセリーグトップは鳥谷敬


『BB/K』

あなたは聞いたことがありますか? 

実はメジャーリーグではかなり重要視されている、この数値。 

日本プロ野球界だと、鳥谷 敬(とりたに たかし)がセリーグトップなんですww
セリーグでは唯一BB/Kが1.0以上の鳥谷選手(2015年 1.076)
とりたに.jpg
ではその『BB/K』は何なのか?
調べてみました。

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BB/Kって何?



簡単に解説すると、

選球眼の良さ

を表す指標。

計算の仕方は、
四球の数÷三振の数

数字が高いほど選球眼がいい、とされています。

例 四球50 三振50だと 50÷50=1
鳥谷選手はBB/K1.076なので、三振より四球のほうが多いということですね。

ちなみに、パリーグではソフトバンクの中村晃選手、北海道日本ハムファイターズの近藤選手の2名が1.0を超えています。

BB/Kはどんなことに利用されるの?



よく利用されるのは、新外国人の獲得時です。

長打狙いの選手はどうしても三振が多くなります。
そこで「BB/K」の高い選手は当然三振が少ない訳で、ミート重視の選手だな、と判断されるわけです。

 新外国人の打者が日本で成功する条件の一つに、

選球眼の良さ、が求められます。

変化球が多い日本の投手に対し、いかに低めのボール球を振らないかが重要なわけです。 そこでBB/Kの数値が重要になってくるんですね。

2016年の新助っ人で注目されるのは?



BB/Kに重点を置くと注目されるのは、鳥谷選手の同僚、
阪神のヘイグ選手です。


メジャー実績は通算43試合で打率・226、本塁打0と
たいした成績は残していませんが、あの有名選手が太鼓判を押しているんです。

その選手とは、昨季ブルージェイズ傘下の3Aバファローで同僚だった現カブスのムネリンこと川崎宗則選手。

川崎選手のコメント  川崎は「バットのヘッドの使い方が上手。リストが強くて、かつ柔らかい。ヘッドをちょんと返す打ち方」と解説していた。

実際ここまで数試合ですが、外角球をこねることなく、引っ張って強い打球をいくつか放っています。

今シーズンは、BB/Kに注目して野球をみるといままでよりも一層楽しめるかもしれませんよ!