引用:http://www.jctv.co.jp/sociallikers/sns/1287/
夏になると耳にする機会の増える「ジカ熱」
数年前に日本でも流行しましたが、今年は増えるのではないか、と推測されています。
今年はリオオリンピックがあるので、ブラジルで感染して帰国する人が増えるから、という見解があります。
しかし、実際には「フィリピン」や「タイ」、「ベトナム」で発生している模様。
2016年5月18日に日本の外務省が「感染症危険情報」を発表し、「フィリピン」や「タイ」、「ベトナム」への渡航滞在を控えるように呼びかけています。
2016年にフィリピンを訪れた外国人が帰国後にジカ熱の感染が確認されたとのことです。
ベトナムでもジカ熱に感染した事例が確認されている模様。
特にフィリピンは、セブ島という日本でも人気のリゾート地があるので要注意ですね。
ジカ熱の対策やジカ熱の情報についてまとめました。
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ジカ熱とは、ジカウィルスに感染することで発症する病気。
蚊によって媒介されることで有名です。
症状は軽度で、発熱が主な症状。
しかも感染しても大半の人が発症しません。
似た感染症で「デング熱」という病気もありますが、
デング熱の方が高熱が出たり発疹がひどくなったり重症化する恐れもあります。
どちらも「ネッタイシマカ」というヤブカの一種が媒体となります。
空気感染や人から人への感染はしませんが、
輸血や性行為などで感染する可能性はあります。
残念ながら治療法はありません。
予防接種もいまのところありません。
発症したら、安静にする。
予防は、虫除け対策と刺される可能性がある場所に行かない、といったくらいです。
ジカ熱の症状で発熱の他に、
下痢、関節痛といった症状も出ることがあるので、
それらに対しては、下痢止めや痛み止めを飲むことで対処することができます。
デング熱もジカ熱と同じく、これといった治療法や予防法がありません。
ジカ熱と同じく対処療法になりますが、デング熱は重症化する可能性があるので、怪しいときはすぐに病院にいきましょう。
デング熱とジカ熱の見分け方としては、発疹が出るかどうかです。
高熱で発疹が出たら、デング熱の可能性が高いのですぐに病院へ。
世界保健機関(WHO)などによると、
ジカウイルスの発生地域は、中南米が中心とのこと。
世界48カ国・地域で発生している模様。
アジア大洋州地域では、タイ、パプアニューギニア、ベトナム、フィリピン、フィジー、ニューカレドニアなどが発生地域として確認されています。
中南米が中心、というのは怖いですね。
今年はブラジル・リオデジャネイロでオリンピックがありますし、感染事例も増えるのではないでしょうか。
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引用:http://slism.net/girls/jikanetu.html
妊婦がジカウィルスに感染するとお腹の中の胎児にも感染します。
胎児がジカウィルスに感染することで「小頭症」を発症する可能性が高くなります。
【小頭症とは?】
脳と頭が未発達のままで新生児が産まれてくる病気。
先天的欠損症の一つでもあります。
その為、フィリピンやベトナム、タイなどのジカ熱発生地域への妊婦の渡航を控えるように呼びかけられています。
またブラジルでは、妊婦がジカウィルスに感染することで小頭症児が多発している模様。
夏季オリンピックのあるブラジルや、日本人の人気海外旅行先であるフィリピンやベトナム、タイでジカ熱が発生しているんですね。
8月は夏休みで海外旅行に出かける人も多く、感染して帰国する人も多いのかもしれません。
感染しても発症しないことが多い、ということは隠れジカ熱、といった人も多いかもしれません。
「蚊に刺されないこと」しか予防法も無いので、この夏は虫除け対策をしっかり行って外出しましょうね。
特に妊婦の方は、蚊がいそうなとこには出かけないほうがいいのかもしれません!
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