スポンサードリンク
バレエ教師の女性に元生徒の男性がケガを負わせる事件がありましたね。
ケガをした女性の1日も早い回復を心から祈っています。
事件の経緯はメデイアからの情報のみしか知るよしもありません。
そんな私が言うのは失礼にあたるかもしれないということは承知したうえで感じたことを書かせてください。
私はバレエを習った経験があります。
華やかそうなお稽古ですが、バレエを上手になりたいと思ったらレッスンはとても過酷なものです。
先生も厳しいのは当たり前。
そうでなければ素敵なバレエの世界は成立しないと言って間違いないと思います。
スポンサードリンク
それを踏まえてこの事件の元生徒さんと先生を見てみると違和感があります。
失礼ながらどう考えてもなにかを目指す年齢ではない元生徒さんと20代の先生ですから、
一般社会的な関係が逆転しています。
とはいえ、不純な動機ではなく、バレエ愛好者がバレエをもっと知りたいと思って
大人のためのレッスンを始めるケースは増えていると思います。
こうした中で起きた事件です。
20代の先生は若いと言っても先生になるほどの訓練を
子どものときから重ねてこられた実績と力のある方のはずです。
趣味でバレエのレッスンに来られる方と先生の関係はどんなものでしょうか。
趣味でもバレエの世界を愛し、味わい、イキイキと頑張っている方なら
先生との関係も悪くはならないはずです。
加害者の生徒さんはどうだったのでしょう。
もしも不純な気持ちがないとしても、
生徒としてコツコツとレッスンに向かってはいなかったのではないかと感じました。
報道でも大人の初心者クラスへの男性からのお問い合わせのうち、
不純な動機を感じるケースがたくさんあるとも聞きました。
不純な気持ちで不真面目に見える生徒。
でもお客様ですからぞんざいにはできない。
若い先生が年上の男性にものを教えるのですから、
言葉ひとつでプライドをキズつけることもあったかもしれません。
難しい関係性ができやすい環境です。
そんな状況をわかっていながら大人の男性の初心者クラスを開講しているのはなぜでしょう。
もちろん要望に応えての措置であり、多くのバレエファンへのサービスの一環とも考えられます。
反面バレエをならう子どもさんの減少から
経営的にそちらへシフトせざるを得ないバレエ界の現実もあるのではないでしょうか。
経営者は先生にバレエを教えること以外に
不純な動機の生徒さんの気持ちに添うことまで求めている時代です。
バレエ以外のお稽古事にもいえるかもしれません。
少子化の影響、幅広くでていますね。
スポンサードリンク
カテゴリ
タグ